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【完全版】スペイントマト祭りとは?持ち物・行き方・雰囲気すべて紹介!

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スペインのバレンシア近郊のブニョール村で毎年8月に開催されるトマト祭りの様子をまとめた完全版です。トマト祭りの概要、時期、持ち物、行き方・アクセス、前夜祭の様子、本番の雰囲気、楽しみ方、注意すべき点、参加前にすべきことなどすべて紹介

 

 

2015年に開催されたトマト祭りに友達と2人で参加してきました!ツアーを使わずトマト祭りの前夜祭から実際にトマトを投げあう本祭まですべて参加してきたのでその様子を写真付きで伝えたいと思います。

 

 

 

トマト祭りとは?概要や時期など


まずトマト祭りって何ぞや!?って思うかもしれないのでちょっとした概要を。

日本でかなり有名な海外の祭りなんですよね。世界の果てまで行ってQでも紹介されたんではないでしょうか?
調べてみたところ、世界の果てまで行ってQで宮川大輔がトマト祭りに参加したことで、トマト祭りの存在が、日本に知れ渡ったみたいですね~すご~

日本名トマト祭りも
海外では「La Tomatina」と呼ばれています。トマティーナです。


おこなわれる時期は、毎年8月の最終水曜日。僕が参加した2015年は8月26日でしたね。
2016年のトマト祭りは、8月31日です。


場所は、バレンシアの近郊のブニョールという小さな村です。
田舎ですよ。


どういうことをする祭りかはわかりますよね?
トマト投げ合うのです。

ひたすらトマトを投げあう祭りです(笑)

トマト祭りの起源は、いろいろ諸説あるんですが、1945年にもみ合いの喧嘩になった若者が、近くの八百屋からトマトをとって喧嘩している相手に投げつけたのが起源とか言われています。
しょーもな!(笑)

そっからこんな大きな祭りに発展するとかすごいや




トマト祭りにいく前の準備・持ち物

 


ゴーグル

スマホの防水ケース

ちょっとの金

クロックス

捨ててもいい服装
着替え

タオル

トマト祭りのチケット
パスポートのコピー


愛・勇気


ゴーグル

 ゴーグルないと死にます。トマト投げ合いますから、ゴーグルなかったらもちろん目にもトマトがはいって前が見えない...っていう事態になるのは間違いない!
トマトの目やにがでますよ。
なんか一応現地でも売っているそうですが、これは日本から持っていくのが一番良い!

スマホ・防水ケース・お金

 やっぱりせっかくトマト祭り参加するんだから写真とか動画とか撮りたいですよね。
カメラを持っていくというよりかはスマホを持っていくことが多いと思います。
必ず防水ケースもセットで持参を。

トマトの汁でスマホが使えなくなったりしたらいやですもんね。実際にトマト祭りでは、首からひっさげられる防水ケースの中にスマホと多少のお金を入れていました。

お金は荷物を預けるのに4€くらい、帰りの電車のために4€くらいですかね。ちょっと持っておいたほうがよいです。

 

クロックス

 そしてここで重要なのが、クロックス。
靴ですね。特にクロックス。サンダルでもいいじゃんって思うかもだけど、トマト投げ合うカオスな状況下で脱げる可能性があって、はだしになると結構危険です。クロックスならその心配は低く、また、トマト祭り後に洗い流せるのでいいんですね~

 

 

トマト祭りのチケット

 トマト祭りって基本的に事前に参加するためのチケットを購入します。そのチケットは忘れずに。
なんか一応トマト祭りの会場であるブニョールでも当日のチケット購入できるとかいう話ありますが。 ツアー組ではない人は、事前購入が当たり前です

トマト祭り公式サイトで買ってください!
リンクはサイトが作られたら貼ります。10.8€くらいです。一人当たりの参加費は!



パスポートはもってかなくていいですね。コピーで十分。何ならコピーすらいらないかも。
いやそれはちょっと心配か、一応コピーも。

パスポートは大きな荷物に入れてノルド北駅に預けました。詳細は後ほど。


あと愛と勇気です。
それいけアンパンマン




また、前夜祭から行かないのなら、バレンシアで宿をとりましょうね。
でもトマト祭り前後のバレンシアの宿はめちゃめちゃ高いです!!!
しかも予約が埋まってしまうマス。

はやめに予約するのが一番ですね。
もしくは当日の朝、マドリードやバルセロナから鉄道をつかいバレンシアにきてからトマト祭りに行くっていう手ですかね。



 

トマト祭り会場にどう行くのか?行き方

次にバレンシアからトマト祭りの会場であるブニョール村へのアクセスを紹介しますね。


マドリードやバルセロナからバレンシアに鉄道で来る場合、だいたいホロキンソロージャっていう駅に到着することが多いです。

そこに到着したらまずノルド北駅までの無料シャトルバスに乗ります。無料なんでダイジョブです。まあ鉄道チケットは見せてくださいね。

そしてノルド駅に着きます。ノルド駅こそバレンシアの中心の駅でっせ


僕は前夜祭から参加する予定でかつ宿がなかったので、大きな荷物をノルド駅に預けました。
ノルド駅のコインロッカーってなんか警備員みたいなやつもいるので安心です。

ノルド駅のカウンターでブニョールまでのチケットを買います。
往復チケットを買いたいのですが、前日のチケットのぶんは買えません。なので前夜祭からトマト祭り行く場合は、前夜祭の日(2015年なら8月25日)にブニョールまでの片道チケットを買い、トマト祭り当日に帰りのチケットを買うようにしましょう。

前夜祭いかないよっていう人は、当日にノルド駅でブニョールまでの往復チケット買えるので往復分を買うのがいいですね。値段は、片道3.75€で、往復7.5€です。


ここで注意が!
ノルド駅でブニョールまでのチケットを買いますが、ノルド駅からは乗らないです。
えっ?どういうことってなるかもしれません。

ノルド駅からブニョールまでの道のりです。


ノルド駅
  ↓        ・・・・・・・・・・・・・・>        徒歩5分
地下鉄5号線Bailen駅
  ⇓        ・・・・・・・・・・・・・・>        電車10分
地下鉄5号線Sant Isidre駅
  ↓        ・・・・・・・・・・・・・・・>       徒歩すぐ
レンフェ線バレンシア・サンツ駅
  ⇓        ・・・・・・・・・・・・・・・>       電車35分
レンフェ線 ブニョール駅


ブニョールにいくときに初めに乗るのはBailenという駅からの電車。この駅はノルド駅のすぐ近くにあります。

えっだったらBailen駅でチケット買えばいいじゃん!って思うかもしれません。僕らも実際に駅に行ってみました。でも無人だったんですね。昼の3時ごろ。シエスタ中かもしれなかったですが、チケット買うのはノルド駅にしましょう。安心安全!


Bailen駅の場所はこんな感じです。 


ノルド駅最寄の地下鉄5号線Bailen駅からSant Isidre駅まで地下鉄で移動します。
地下鉄5号線はそんなには本数はなくて、一番多い時間帯で10分に一本くらいらしい。


Sant Issidre駅でレンフェ(スペイン国鉄)に乗り換えます。乗り換える駅は,バレンシア・サンツ駅。

乗り換えってすごくめんどくさそう。よくわからないってなるかもしれませんが、いたって簡単です。連絡口こそはありませんが、改札出た瞬間に、あっこの駅が次乗る電車が出る駅ねってすぐわかります。

ここからブニョール駅へ向かいます。
電車はだいたい30分に一本くらいですかね。

事前情報によると、「トマト祭りの時はこのレンフェ線だけ臨時電車がでる」とのこと。
実際はどうだったかわかりません。臨時電車そんななかったような気がします。前日だったからかなあ?


終電はたしか10時くらいまでだった気がするので、前夜祭に参加するとしたら8時くらいにBailen駅から乗るのが無難でしょうか。

あんまりはやくいってもやることないですし。




前夜祭からトマト祭り本番まで。全部伝えます!


ブニョール到着!! 


こっからトマト祭りの会場に移動します。前日9時くらいについたんですかね。
2015年トマト祭り会場までの地図です。トマト祭りのチケットをネットでかったときにPDFにのっているやつをそのまま貼ります。 



ちらほらほかの参加者もいるのでその流れについていけば安心ですね。



あとは前夜祭の様子です。
雰囲気が知りたければyoutubeでどうがをあさってください。



21時から24時の前夜祭の様子

前夜祭では仮設遊園地があります。 子供はそこで遊んでいたりします。まあ子供ですけどね。
一種のお祭りですね。トマト祭り前夜祭だからトマト関係してそうだけど、まったく関係してないです。 


遊園地も子供が寝る時間になったらもうお開きですね。

道ではいたるところでパーティしてます。
イヤー楽しそう 


って思うかもしれないですが、この地域に住んでいる人がパーティしているんですね。ブニョール村の住民かな。 だから、トマト祭りメインできた観光客は、その輪に入りづらい入りづらい...

というかスペイン人が親戚一同集まってる中に入るのはどちらにとっても正しい選択ではないですね。


というところからだいたいわかるかもしれません。

前夜祭はブニョール村やその周辺地域にすむ人たちが楽しむための祭りです。だから前夜祭が観光客、もしくはトマト祭りを楽しみにして今回参加する参加者には楽しめないかもしれないことを頭の中に入れておいてください!


トマト祭りについてはあとでいうけど、その逆です。地元の人たちは一切参加しない、他の国やなんかから来た人たちが楽しむ祭りなんですね。




0時から4時ごろの様子



子供たちは寝て、大人たちは食事パーティを終えます。そして、

パリピが音楽に合わせて踊りだします。ずっと踊っています。
一方で、notパリピは寝ます。寝るっていっても野宿ですね。 



野宿、それは過去最高に過酷なことであった...

まず寒い。
スペインってあったかい国っしょ!夜もあったかそう。
いえ違います。夜は冷え込みます。

そして寝るとこない。
僕は公園で寝ましたね。荷物抱えながら。
一年の頃の留学の写真をスマホでみながら。。



朝5時から朝9時までのトマト祭り直前の様子



当日にツアーでトマト祭りに参加する人を乗せたバスが到着します。
ぞろぞろとくるわけです。

そして野宿していた人も起きて、朝食食べたりするわけです。

事前情報だと、「トマト祭り参加者は、日本人がめちゃくちゃ多い」ってのことでした。
前夜祭に日本人はそんなにいなかったですが、トマト祭り当日の8月26日はめちゃめちゃ多かったです。いたるところに日本人。ここはジパングか! 


そして日本人とともに多かったのは、オーストラリア人!
おそろいのTシャツ来ていました。あれはオーストラリアっぽいシャツだったな。


ツアーで来る人が多いことが分かりました。ツアーのほうが安心ですね。前夜祭参加しないのであればツアーが一番いいと思います。


トマト祭り参加者はまずチケットをリストバンドに買えます。
わらしべ長者ですね。これがトマト祭り会場に入場する際の手形になります。

そして、荷物を預けます。どこに預けたらいいのか事前の情報収集じゃわからなくて不安でした。
まあでもすぐ見つかりましたよね。かかった料金は4€。

たくさんの人が預けているところがいいですね。それなら自分のがぬすまれる可能性は低いし。あと、ツアーの人はバスかなんかに荷物を置いているのかな。やっぱツアー有能説あるな。

どんなファッションをしていたかいうと、
白Tシャツに海水パンツ。ゴーグルをつけています。
そして、首にはスマホの防水ケースを引っ提げています。このなかに少しばかりの金を入れていました。



9時から10時半くらいの「パロハボン」の様子



さあ祭りの序章デス!

この時間に行われるのは、『パロ・ハボン』といわれるものです。これも詳しく知りたきゃ動画を見てもらえればといった感じなのですが、石鹸でつるつるの棒をのぼって、先端にある生ハムを一番最初にゲットした人が勝ちっていうゲーム?儀式?ものです。 


ルールはいたって簡単!参加自由。
でも、か な り 荒いです。

あれは観てて思ったけど、貧弱が参加したら怪我しますね。
女性も登る人いたけど、容赦なく踏みつぶされていました。



これ一時間から2時間くらい続くんですよね。見てて楽しいのは確かです。でも長い!
途中であきちゃいます。なんで絶対参加するのが楽しいでしょう!(笑)




11時過ぎから12時過ぎのトマト祭りの様子



本番です。トマト祭りがスタートします。
道は、人がたくさん集まりすぎて全然動けない!!

でもそこに一台のトラックが来るんです。
「オレーオレオレオレ、みるくでカフェオレ~♪w」にあわせて人が騒ぎ出します。
トラックには大量のトマトが...

トラックには祭り運営者でしょうか?優勝チームの凱旋パレードのごとく、乗っています。

違いは、優勝チームの凱旋パレードのほうは選手が手を振るのに対して、
トマト祭りのトラックに乗っている人は、トマト祭り参加者に向けてトマトを投げてきます。

トマト祭り=参加者同士がトマトを投げあう祭りって思っていたので、こんなMな展開から入るなんて想定外。
投げられたトマトは、人に当たります。地面に落ちるわけです。
それを拾って適当に投げます。トラックに乗っている人に投げてもいいし、同じ参加者に投げてもいい!


トマト祭りの想定外、もうひとつ!

トマトが丸くない!!
なんかラグビーボールみたい。意外でした。一応トマト祭りのルールでは握りつぶしてから投げることになっていますが、誰一人ルールは守っていないです。かたいまま投げてってかんじ。 


もうあとはカオスです。
ひたすらカオスです。
僕もコップに入ったトマト汁を耳にいれられたり祭りっぽいこともされました。
祭りだから何やっても許されるんです。


トラック7台くらい来た後は、そもそも終わりになります。これが12時過ぎですかね。
シャワーの場所いたるところにあるんで、その点は特に心配しなくていいそう。 



2日間完全に脱スマホした!!
つかれたーってかんじ。 

 

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