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タイ留学経験者が語る!就職活動を見据えた留学生活を過ごし方とは?【19卒】【20卒】

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どうも!かじです。2017年7月まで1年間タイ・タマサート大学に留学していました。
 
今回のテーマは「就職活動を見据えた留学生活の過ごし方」―
 
この記事はもともと友達が運営しているタイ留学メディアに寄稿したものでした。
タイ留学中の学生向けに書いていたので至る所にタイ留学限定な話が含まれているかもしれません。
 
ただ「就活を見据えた留学経験」という視点でいえば、タイに限らずどの国への留学にもあてはまるので興味があれば一読してほしいです。
 
また記事自体は最終的にはどの留学中の行動が良いかに言及をしているものの、留学を経験した者がどう就活中に留学経験をアピールするかに一部通ずるものがあるでしょう。
 
こんな人向けに書いています
  • 今後留学予定で留学生活をどう過ごすか検討中の学生
  • 留学を経験し現在就活中の学生

 

 
「タイ留学の経験を就職活動にどう活かすか?」
非常に難しい問いです。仮説ベースで書くのでご了承ください。
 
 
 

就活と留学は相性が非常に悪い

そもそもなんだけど「就活と留学は相性が非常に悪い」です留学前からこのように考えているしタイ留学を経た後も意見は変わりません。
 
相性が悪いと考える点はいくつかあります。
 
まず当たり前だけど時期です。3年生・4年生で留学すると必ず留学中に最低限就活を心の片隅に置きながら過ごすことになるんじゃないですか?
 
ボスキャリいった友達は留学中なのに結構ボスキャリの準備に追われていて可哀そうでした。帰国後も経験値ない帰国生が経験値ある学生よりも就活という経験ゲーで評価されるって結構難しいんじゃないですかね。一概には言えないですけど、5月帰国して6月本選考受けた人の納得できなかった話はよく聞きます。
 
次に、「留学しました」それ自体は何も就活で評価されないはずです。今の時代留学はコモディティ化しています。つまり皆留学行くから留学行くこと自体への価値は就活に関してですが昔ほどないです。
 
いわば留学って資格みたいなもんじゃないでしょうか?有していると保証はされるし信用は生まれるが、それ自体を持っていることはタイして自慢にもならないはず。
 
その前提を共有して上で
 
とはいってもタイ留学の経験は就職活動に活かしたい!私も就活中にずっと思っていました。
 
 
 
 

3つの就活で活きる留学経験

メディアは偉大です。私がそもそも考え出さずともある程度の答えが転がっています。
まるパクりはつまらないので独自の切り口で
 
 
ワンキャリの記事によると
 
就活で活きる留学経験は3つ
 
 
1 文化の壁を乗り越え良好な人間関係を築いた経験(コミュニケーション能力)
 
2 留学中の困難を自ら解決した経験(課題を発見して解決する能力)
 
3 努力による成長の目に見える結果を出す経験(目標を設定して達成する力)
 

このExactly感やばい
 
 
いったん外れて、就活生が面接で語りそうな留学経験を羅列していきたい
  • 授業のグループワーク頑張った
  • サークルで皆と色々やった
  • サークル立ち上げちゃった
  • 何かイベント開催しました
  • 英語力上がったンゴ
 
被る部分含めて分類して分析するぞ
 
 

1文化の壁を乗り越え良好な人間関係を築いた経験(コミュニケーション能力)

 
(例)授業のグループワーク頑張った/サークルで皆と色々やった
 
 
この経験はやはり授業じゃないですか?タイ留学であれば学部にもよるけどグループワークでタイ人5人に私!のような状況になるかもしれません。
 
その状況下で絶対文化や習慣や考え方の違いが生まれるわけで、タイ留学を就活にこれから活かしたいと思っている人にとってはそういう場が多い授業を履修したり自ら飛び込めばいいし、就活で語りたい留学経験者はそのすれ違いをどう解消したかを面接官にうまく説明すればいいんじゃないでしょうか?
 
 

2留学中の困難を自ら解決した経験(課題を発見して解決する能力)

 
(例)サークル立ち上げちゃった/何かイベント開催しました (ワンキャリ例だと)友達できないからの克服
 
これ今ワンキャリの認識と自分の認識ですこしずれてるやつなんで軽くスルーしてくださいまし。課題を発見して解決する能力がはかられる経験って「自分にベクトルが向いている経験=ワンキャリ例である困難を自らの解決した経験など」と「他者にベクトルが向いている経験=以下に語る例」に分けられるかな。
 
 
課題を発見して解決する経験です。「タイ留学中こういう需要があるのに今現状として何もないよね!それって問題じゃん」という問題意識からはじまった経験って全部当てはまるんじゃないでしょうか?
 
 
 

3努力による成長の目に見える結果を出す経験(目標を設定して達成する力)

(例)英語力上がった 現地語向上した
 
 
英語力は向上するのでそれ以外の目標を設定して奮闘すればいいんじゃないでしょうか?留学前に目標を設定することは絶対だと思っています。
 
イメージとしてはタイ留学×〇〇。仮に国際協力に興味があれば〇〇はそれでいいし、そういう方はイーサンなどタイ北部にボランティアしたりホームステイしたりして知見を増やしたらいいんじゃないでしょうか?この文脈だと「何をもって達成か」むずいですけど。
 
目標うんぬんに関連するんですが、就活で最も聞かれる質問は「なんでタイにしたの?」です。テーマ・目標の設定とともに深掘ればいいのではないでしょうか
 
 
 

就活で活きる留学経験を2つ追加

 
就活で活きる留学経験は3つを挙げたワンキャリさん偉大だとおもんですけど、これ就活メディアだから「ESにかけるエピソード」や「面接にてガクチカとしていえるエピソード」を想定してるんですよね。ガクチカ向きな留学経験ってだけ。面接官が留学経験に求めているものってもっとあると思います…
 
 
留学経験が全く生かせない業界のサマーインターン選考にて時々聞かれたことからの仮説です。就活で活きる留学経験を2つ追加します。MECEかどうかは知ったこっちゃありません。
 
 
価値観を変えた経験
 
環境に適応した経験
 

 
 

4価値観を変えた経験

 
「タイ留学を経て君はどう変わった?」と聞かれること多しです。大学生活がただ環境を変えただけなのに価値観が変わる経験を求めてくる大人時々います。
 
価値観を変える経験をしましょうというのは行動の順序が間違っていると思うので、とりあえずタイでしかできない、東南アジアでしかできないことをしましょう、その結果として何かしら価値観が変わったならいいっすねというスタンスでいったらいいんじゃないですかね
 
 
ちなみに私はというとそのたぐいの質問が来たら「留学以前に海外(オセアニア・ヨーロッパ・アジア)に行きすぎて価値観あんまり変わんなかった(∩´∀`)∩テヘ!」といいがちです。まあその後真面目に答えますが
 
 

5環境に適応した経験

 
企業ってグローバル人材を求めているんですよね。グローバル人材の定義は色々ありますが「どんな環境でも成果をだせる人材」とここでは定義したいと思います。
 
タイ留学でいえば、環境に適応する経験に「タイ語を学ぶ」ってあてはまりそうです。誤解がないように言うと、タイでしか使えないタイ語それ自体の言語能力があることを企業が価値を感じているわけではありません。タイという日本とは異なるかつ英語が通じない環境でも、タイ語を学び現地の人とコミュニケーションする努力をすることが評価されるんじゃないでしょうか?
 
 
あとこれ直接的には関係しないかもですが、タイ語しゃべれますっていえると印象に残りやすいです。面接官に「じゃあ喋って」と無茶ぶられたことはありませんでしたが、GDで他の参加者にふられることはありましたね笑
 
 
 

まとめ

 
就活に活きる経験
 

 
1文化の壁を乗り越え良好な人間関係を築いた経験(コミュニケーション能力)
 
2留学中の困難を自ら解決した経験(課題を発見して解決する能力)
 
3努力による成長の目に見える結果をだした経験(目標を設定して達成する力)
 
4価値観を変えた経験
 
5環境に適応した経験
 
 
と思っています。そのために
 
- 他の留学生・現地生と授業で切磋琢磨する
- タイ/東南アジアらしい経験を沢山する
- タイ語も真剣に取り組む
- 英語力向上以外の目標を決め達成する努力をする
 
 
を最低限すればいいのではないでしょうか?