【ちはやふる実写映画化記念】僕の百人一首の思い出
こんにちは!!かじ( @kjapple0)です。
いきなりですが、3月19日は「ちはやふる上の句」がロードショーですよね。綾瀬千早役が広瀬すずで真島太一役には野村周平など、注目の女優や俳優が出演しています。
まず、ちはやふるってなんぞやって方に簡単に紹介すると、競技かるたを題材にした漫画です。以前アニメ化して放送もされていて、ついに映画化することとなりました。
最近ちはやふるの漫画やアニメにはまっていてすごく好きになったので映画も今とても見たいです。
めっちゃめっちゃ見たいです。
今日はちはやふるの映画公開記念と言うことで、ちはやぶるの題材にもなっている百人一首に関する僕の思い出について話したいと思います。
はじめて百人一首に触れる機会ってみんなだいたい坊主めくり
家族で正月に坊主めくり
一番最初百人一首かるたにふれたのはいつだったかはわかりません。
ただはっきり言えることは、これは坊主めくりが最初だったということ。
正月に家族そろって親の実家に帰省しておばあちゃんともに過ごしているんですが、そのおばあちゃんと親と僕という3世代がそろっているときにはじめて坊主めくりをしてたように思います。
坊主めくりだから、男の人が読んだ札をひいたらそのまま自分の手札にしていき、坊主の人が読んだ札が出たら自分がもっている手札を捨てる、逆に女の人が読んだ札を引いたなら捨ててある手札を自分の手札にしていいという極めて単純なルール。
蝉丸っていうお坊さんだけなぜかいまでも鮮明に覚えているんだよね。お坊さんたくさんいるのになんで蝉丸だけ覚えているんだろ?不思議だよね。
坊主めくりって家族や親せきで一緒にやるにはすごくいいゲームですよね。きっと僕だけじゃないはずです。みんなも正月などに家族そろって坊主めくりやった経験があるんじゃないでしょうか?
多くの人は坊主めくりしかしたことがない?
多くの人は坊主めくりをしたことはあるはず。
でも多くの人は百人一首を使ってそれ以上のことはそんなにしたことはないと思うんだ!
ちはやふるで千早や太一が2年生になったときに最初入部届を出した初心者の新入部員も、百人一首ってきいたときに「坊主めくりはしたことはあるけど..」っていっていた気がします。みんなきっとそこどまりなはず。
でもこっからが僕と百人一首の思い出。
中学1年の1月に百人一首大会があることを知る。
1年生最後の学年イベント
中学に入学してからいよいよ11月か12月になるという頃。
1月に百人一首大会があることを知りました。これはクラス単位のイベントとかではなく、学年のイベント。マラソン大会などと似たようなものですね。
僕はこのイベントがあると知ったときに、はじめは全然興味がわかなかった...
百人一首なんて当時は坊主めくりしかやったことなかったし、あれを歌として詠むっていう発想が全くなかった...
学校の授業でも百人一首を勉強
この時期に学校がなぜ百人一首大会なんてやるかっていったらきっと和歌を覚えてもらいたいと思いがあったからでしょう。いまならそう考えます。
学校側もたしか書道の時間を使って百人一首について勉強する時間をもうけていたような。国語の時間もちょろっと使ったね、きっと。
だんだん百人一首大会で一番多く札をとりたいと思うようになる。
この頃の自分は勉強に対してプライドが高かった
中学の頃ってすごく成績がよかったんです。中学の3年間で英語で100点、国語で100点をとったこともあったし、数学でもたしかあったかな?これに価値は全然ないので自慢しているつもりは全くないですが、ようは勉強ができる子だったっていうこと。
百人一首大会って期末や中間といったテストに全く関係しないので頑張ったところで成績が上がるとか成績が下がるとかないです。
でも和歌を覚えるって勉強ですよね。勉強系では他人に負けたくないというプライドがあったので、成績に関係しなくてもめちゃくちゃ勉強して覚えて、ほかの誰よりも多くの札をとってやろうって気概があったね。
クラスにもうひとり頭のいいライバルがいた
同じクラスに自分と同じくらい成績がよくてライバル的な存在の女の子がいたんですよ。
普段の成績だってその子に負けたくないなって思っていたし、まけたときは悔しかった!その子も僕に負けたら悔しかったって思う。
たぶんそのへんライバルだった...!
百人一首大会の練習は書道の時間、国語の時間をつかってやるのでクラス単位となります。当然意識します。こいつには百人一首大会で負けたくないなって。
たしか勝負しようみたいなこと言っていたような記憶があります。そりゃ勝負したいですよね!勝ちたいですもん!ライバルには勝ちたいでしょ?それ!
年末から正月にかけて必死に覚える、練習する
ここからは百人一首勉強法です。
百人一首が書かれた紙で上の句と下の句の大事な音を覚える
百人一首大会をひらくんだから当然学校から百人一首を勉強するためのプリントって配られんですよね。それがこれ
これを使いながら必死に暗記しました。自分がこれはとりたいと思った札はちゃんとチェックをつけるなどする、最初に2音でとっていい札はこれ!!など色鉛筆などを用いてチェック、チェック、チェック!
もうひとつ、家にあった百人一首の解説本も使いました。これは母親が昔々に使っていたような超古い本です。ぼろいんだけど、一字決まりはこれ!とか二字決まりはこれ!とかちゃんとチェックしているから見やすい!
受験参考書のようなみやすさ!
家のパソコンで百人一首のゲームをして、実践感覚を養う
このサイトを使って練習していました。ちなみにいまは僕のパソコンではこのゲームをすることができません。リンクを張ったんですが、げーむはできないかんじですみません。
難易度別で、小学生低学年・小学生高学年・中学生・高校生・大学生・大人・名人と7段階ありました。この頃は小学生の高学年あたりのレベルだったかな。
家で実際の小倉百人一首のかるたを使って親と対戦する
実際百人一首のゲームって癖があるんですよね。ある程度ゲームになれてしまうと次にどのような札が読まれるとかが読めるようになってしまって...
だから生の実践感覚も必要だなって!
だから親を使って実際に百人一首をしました(笑) ちなみに親は強いです。この頃は僕中学1年生ですよね。当然覚えれる量も質も大人には勝てないです。
でも普通に楽しかった!正直親はいやいややっていたと思うけど。僕は百人一首でどんどん覚えている詩が多くなっていって取れるようになっていくことが楽しかった!
正月明けから大会まではお互いが高めあう
ライバルに負けたくない
正月明けからは学校の中で百人一首を実践練習する時間が増えていった。
クラスのそのライバル意識を持っていた女の子からは、「めちゃ学校が休みの間におぼえてきているじゃん、ずる」っていわれた(笑)
はい、負けたくないので(笑) あなたには負けたくないです。
ずるっていいながら、あっちもあっちで負けたくない!あいつには負けたくない!って気持ちがあったんだろうね。
それからちょっと経ったクラスでの百人一首の練習でその女の子にあたったときに、覚えている札の数めちゃめちゃ増えていたぞ!
あっこれは僕も負けちゃう!やだ!もっとやらなきゃ!負けたくない!って
ここからはお互いが負けたくないというプライドをかけた戦いが始まった...!
勝ちたいという気持ちが原動力
百人一首大会ってなんて正直興味がなかった。
正直和歌のすばらしさも全く理解していない。
成績で関係ないのに頑張る理由なんてなかった。
でも勝ちたいって思った。
あいつよりも多くの札をとって絶対優勝したいっって思った。
そこに深い理由はなく、単に負けたくなかっただけ!
中学1年なりのプライドがそこにあったんだろうね。
そして迎えた百人一首大会当日
僕は優勝した!
8人が囲んで100枚をとるという形式。競技かるたのようなかんじでないです。4クラスあって同じクラスから2人ずつってかんじ。
僕は40枚をとった!今考えると100枚中40枚を8人で競っている中で取ったんだよ?すごいと思わない?
ちなみに2位はそのクラスの女の子だったよね。もちろん。枚数は36枚だったと思う。
36枚って相当覚えていないと8人いる中じゃとれないよ?そうとう努力したんだね!
僕も負けたくない!って思って努力したんだけど、あっちも負けたくないって思って陰で努力していたんだ。36枚って数字にはそれがすべて詰まっている!
優勝して、僕は最高に嬉しかった!
いままで成績でしか一番になることしかできなかった!
今回若干勉強に関係するかもしれないけど、成績以外で一番になれたってことが素直に嬉しかった!
ここまで頑張れたのは間違いなくライバルのおかげ。
勝ちたいって気持ちもくれたのもライバルのおかげ。
勝負できたこと。そして素直に勝負を楽しめたことに対して感謝
そしていま、ちはやふるにはまっている(笑)
このときの百人一首大会から僕が百人一首に力を入れることはなかった。
百人一首に全力注いだのは、この一瞬、中学1年生のこの冬だけだった。
そんな僕にいま百人一首がまた身近なものになりつつある。
それは「ちはやふる」の影響だ!
2016年のアニメの冬クールでちはやふるの再放送があると知って僕は見ようと思った!
ちはやふるという少女漫画あることはこの中学の1年生の書道の先生が教えてくれたからしっていた。でも野球と勉強で日常が終わっていた僕の中にアニメやマンガっていううのはなかったし、見る機会がなかった。
でもせっかくの機会だし、映画化も決まっているし、見はじめた。
やっぱりいい作品だね♪ 当然はまった。ちはやふるいいなって思っている。
そしていま
映画を観たい!!
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