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タイバンコクマラソン2016に参加!初マラソン21km走り切った!【海外】

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こんにちはかじです。
2017年2月5日(日)におこなわれたバンコクマラソン2016に参加したときのイベントレポートです。ハーフマラソンへの参加ですが一番参加者が多い10kmマラソンやフルマラソンについても書いていきます。
 

  

バンコクマラソン2016はプミポン国王の死去により延期

もともとバンコクマラソン2016は2016年11月中旬に行われる予定でしたが、10月14日にプミポン国王が亡くなった影響で1か月間は娯楽禁止期間となりぎりぎり日程的には大丈夫であったバンコクマラソンも主催者側の自粛という形で次の年の2月に延期することが決まりました。
 
延期のためペイバックがあるかと思われたのですが、主催者側はそれをみとめず代わりに2017年の11月に行われるバンコクマラソン2017に無料で参加できるとしました。もちろん延期した2月に参加するのが望ましいですが。僕の留学生の友達は1セメスターで変える人も多くこの主催者側の判断にやむを得ず金をどぶに捨てていましたね。
 
僕は10kmは物足りないが42kmは走れる自信はないということで21kmハーフマラソンにエントリーしました。
 
 

スタートは午前2時!

実はバンコクマラソンはフル・ハーフ・10KMともに深夜・早朝にランナーはスタート地点を出発します。
 
  • 0:00スタート フルマラソン 
  • 2:00スタート ハーフマラソン
  • 5:30スタート 10kmマラソン
 
なぜ深夜・早朝スタートなのか?それはおそらくタイバンコクのdaytimeが暑いからでしょう。日本よりも湿気が少ない分汗はかかないですが、2月ですすら34度あり特に昼間は日差しは強いです。ちなみに11月の開催であってもフル・ハーフは今回と同様の時間で、10kmだけ時間が変更になりました。
 
 
スタート地点はRoyal Thai Government House Office周辺で、かの有名のカオサンロードから1.5KMほど北に位置しています。そこから主に西に向かい11km地点にて折り返し同様のルートを走ります。わかりにくいので主催者から送られてきたメールに添付されていたマップをはります。
 

 
当日はどのマラソン参加者もスタートの時間は利用可能なバスが限られているうえにMRTなどの電車はこの地域はとおっていないので、ホテル・ドミトリーなどからはタクシーの利用が最適なはず。カオサンロードに宿泊していれば歩いてこれますよね。僕はカオサンロードから西に徒歩15分のアパートに住んでいるので少し遠かったですが、マラソンの準備体操も兼ねて歩いて向かいました。
 

スタート地点に着いたのは1時20分頃。基本的に30前に集合する必要がありもう既に多くのハーフマラソン参加者が集まっていました。タイ人の参加者が多いのですが日本人の参加者もかなり多くて、胸に付けるゼッケンに名前と国旗が載っているので簡単にばれます(笑)
 
プミポン国王の死去後のマラソン大会ということでタイ人の高齢者ランナーの中に王の遺影を掲げ走ろうとする方もいらっしゃいました。僕はただただテレビ中継にたびたびぬかれる彼に嫉妬(笑)
 
 

1~11km:初にしては上出来の滑り出しのようで

はい、ハーフマラソンは2時にスタート!
 
どのマラソンもそうですがペースメーカーが存在します。ハーフマラソンの場合は1時間45分、2時間、2時間15分、2時間半、2時間45分、3時間のペースメーカーがいて各個人は彼らや自身の目標ゴールタイムを参考にしつつペースを考えます。僕は留学先での勉強に追われ(?)練習を全くしていなかったので、1時間45分ペースをあきらめ2時間ペースメイカーと1時間45分ペースメーカーの間を走るように最初心がけましたね。
 
 

鼻血出ちゃった

鼻呼吸を心がけたからでしょうか?初マラソンにウキウキわくわくで興奮していたからでしょうか?練習していなかったせいでしょうか?(←まちがいなくこれ)5km地点で鼻血を出し貧血を恐れたためペースを遅め頑張りすぎないように努めました。
 
しかも最初鼻水かな...なら鼻の穴に空気が通りやすくて楽になるからいいな…!なんて思っていて鼻血に気づかなかったし、本当僕を抜かしちらっとみる参加者は流血している人間にさぞ驚いたことでしょう。
 
 

マラソンのイメージと違った

コースの様子を紹介すると、基本的には高速道路の上を走るので、いい意味で障害物などが一切ない、悪い意味でいえば景色が味気ないといえます。ちなみに普通の道路は交通規制をすることなく深夜でも自家用車が頻繁に走っていました。高速道路を使ってマラソンコースを確保するのは想像と異なっていましたね。
 

今までイメージしているマラソンコースは、参道(町の中)を走り、人々の応援を浴び、水、バナナ、それ以外の珍しい食べ物の供給場所があったんだけど、水の供給場所がたくさんあったこと以外は共通しないな。トイレも少ないからまさか走っている最中に道路脇で立ちションしている人いて、吹き出しそうになりました。あとMedical serviceが10km地点までほぼないので、貧血にならないようにってけっこう祈っていたり...
 
 
 

11~21km:頑張ってついていったけど足が動かなくなって

折り返し地点は11km。何とか頑張りながら辿り着いて通過して反対のゾーンに入って見えたのは赤のバルーンを付けた2時間目標タイムのペースメーカーじゃありませんか?つまり1時間半目標タイムのペーサーからどんどん離れいつの間にか2時間組に追いついてしまったわけ。
 
練習0の分際で大口たたくけど2時間切りたかったのでこの集団には離れたくない!
 
 

バナナ欲張ってとりすぎた

でも一度離れました。途中バナナスポットで房のままのバナナ2本を取ってしまって、捨てるのももったいないから歩きながら2本食べました(笑) たった一か所のバナナスポット、ここで沢山バナナ食べないともったいないとかいうバカな心理が働いてしまいましたね。
 
路脇に捨てたんですけどどうせなら誰か転ばすために走路に置けばよかったです。リアルマリオカートの機会逃した!(笑)
 
2時間のペーサーに随分と後れを取ったのですが「高ければ高い壁の方が登ったとき気持ちいもんだ」というミスチル終わりなき旅の歌詞を思い浮かべ徐々に動かしにくくなっている脚をもっと動かし、最終的に追いつきました。これは今回のマラソンで一番興奮した瞬間!
 
 

足が痛いもう限界

15kmすぎ。今まで2時間ペースをキープしていたのですが、足がどんどん痛くなり渋々ペーサーについていくのを諦めました。そこからはもう悲惨で、2時間を切れないことが決まって頑張るモチベを失ったうえに足が軽く肉離れを起こしたor起こしかけて、実はラスト3kmは半分以上は歩行での距離だったり... 
 
負けず嫌いなので沢山の参加者に抜かられこの上ない屈辱でした。あんなに抜かれたのに2時間15分でゴールしたのは本当に意外!長距離の1分も思っていたよりも長いんだね。
 
 

ゴール後は痛みと達成感を感じつつ

ゴール後medical service centerにすぐ行き足を氷で冷やし横になって、これだけで今までの体力的な修羅場と違った深刻さを示しているでしょう。
 
ゴール直後は痛みと悔しさが主に自分を占めていたけど、横になりながら徐々に小さな達成感をかんじるようになりました。ぼく10km走ったことないし5mも大学入学後から数えるほどしかないなかったのに、21km走りきることができたんだ...!
 
絶対自慢できることではないですが、練習していないのにゴールにたどり着いたことで少し自信が生まれました。
 

ゴール地点ではまずゴール記念品としてメダルと、パンや飲み物などのOfferingを受け取ります。マッサージには僕のようにマラソン後足に痛みを感じる参加者が集い、荷物預けところでは、走り終えて荷物を受け取りにくるハーフ・フルマラソン参加者、5時半からのスタートに向け準備を整える10kmマラソン参加者がきます。ああゴール地点はなって天国なんだ...!
 
 

まとめ

練習していないとだめだった

10km時点では鼻血以外は何もなく走ったので練習しなくても走れることを実証しましたが、21kmはだめでした。わかる人少ないですが、冬のアンナプルナBCにダウンジャケットを忘れるなみに。
 
たとえペースメーカーがいるとしても、練習・本番で一定のペースを走れるように体にしみ込ませるべきだし、その為の時計を買うべきだったとすこし後悔しています。
 
 
あとは走っている最中でランニング用音楽プレーヤーをしながら走っている人もいたし、楽しく快適にランニングしたい方はあると絶対便利なはず。
 
 
 

海外のマラソンきっと面白い

僕の初マラソンはタイのバンコクになりました。日本にいるとマラソンって参加する気にならないんですよね。せっかく異国の地に来たのだから思い切って参加するかというノリ。きっとそういう方はある程度いるんじゃないかな。
 

海外のマラソンはその国を知る一つのチャンスだ。バンコクマラソンでいえばタイってどういう文化?タイ人ってどういう人?タイの街ってどんな雰囲気?などその国にしかない何かに触れることができます。きっと日本人の日本でおこなわれるマラソンにはすべて含まれない魅力でしょう。
 
バンコク在住の参加者が多いのだとは予想するけど、日本から直接バンコクマラソンのために来るのもありでしょう。バンコク観光するついでにぜひぜひ!