【フランス旅行】ルーブル美術館でモナリザやサモトラケのニケなどの作品を半日で鑑賞!
大学2年生の夏のヨーロッパ旅行記です。
ルーブル美術館には4時間ちょっとしかいられらないという状況で..
ルーブル美術館が開館する時間は9時!
僕は14時に友達とルーブル美術館前のピラミッドのところで待ち合わせをしている!
単純計算すると...5時間くらいしか見る時間はないのだ!
ただ開館前ピラミッド前には行列ができるなどたくさんの人で混み合っているためにすぐ中に入ることができない...
及びに昼ごはんの時間を考えたらもうすこし作品を鑑賞する時間は限られてくる...
つまり、4時間強くらいしかルーブル美術館で作品を鑑賞する時間はない!!
そんな現実とともに。
開館時間15分前くらいに地上のピラミッドの開館を待つ観光客の列に並びました。実際に中に入ることができたのが20分後、つまり9時20分くらいでしたね。
限られた時間の中でルーブル美術館を回りました!
ルーブル美術館の主要作品を紹介
小中高で習うぐらい超有名な4つの作品
モナリザ
『モナ・リザ』は、イタリアの美術家レオナルド・ダ・ヴィンチが描いた油彩画。上半身のみが描かれた女性の肖像画で、「世界でもっとも知られた、もっとも見られた、もっとも書かれた、もっとも歌われた、もっともパロディ作品が作られた美術作品」といわれている。
もっともルーブル美術館で有名な展示品。
モデルがだれだとかどこを見ているのかとかいろいろ謎があって面白い作品だよね。
モナリザは警備が頑丈にされているためにガラスケースの中での展示となっています。画質悪いのごめんね!
サモトラケのニケ
「サモトラケのニケは、ギリシャ共和国のサモトラケ島(現在のサモトラキ島)で発掘され、現在はルーヴル美術館に所蔵されている勝利の女神ニーケーの彫像である。
世界史の教科書で習いました。そのときはひとつの単語としてしかサモトラケのニケをとらえていなかったけど、生で見ると一つの作品として接するようになる。
正直モナリザよりも良かった!2階と3階の踊り場にあるという場所の演出もこの作品の良さを引き立てているように感じますね。
ミロのヴィーナス
ミロのヴィーナスは、古代ギリシアで制作された彫刻の女性像。ミロのヴィーナスは、1820年4月8日に小作農であったヨルゴス・ケントロタスによってオスマン帝国統治下のミロス島で発見された。彼は最初、官吏に見つからぬようにヴィーナス像を隠していたが、トルコ人の官吏に発見され没収された。
これも高校で世界史の教科書でサモトラケのニケと一緒にならったよね!
すべての方向からミロのヴィーナスを見ることができるし、見ろ!っていってるみたい
ハンムラビ法典
ハンムラビ法典は、紀元前1792年から1750年にバビロニアを統治したハンムラビ(ハムラビ)王が発布した法典。アッカド語が使用され、楔形文字で記されている。
「目には目を 歯には歯を」で有名なハンムラビ法典。この思想は正直共感します。
ルーブル美術館では上の3つのようにあまり人気の作品ではないのでおもわず通り越してしまうくらいですね。
ルーブル美術館に収蔵されているなかで僕が好きな5つの作品
四季<春、夏、秋、冬>
イタリアの画家アルチンボルドの代表作!アルチンボルドといえば動植物や果物のほかに、料理などを組み合わせて表現される肖像画を書くことで有名な画家です。
この四季も木の枝や幹、果物、花などで肖像ができており、その特異さに僕は思わず惹かれました。
レースを編む女
『真珠の首飾りの少女』や『牛乳を注ぐ女』などの代表作を持つオランダの画家フェルメールの作品です。
実際に見てみると、この絵画は非常に小さい!写真では拡大していますが本物はすごく小さい絵なのですね。
ナポレオン3世の居室
あの有名なナポレオンの子孫?の住まいを再現したのがこのルーブル美術館に展示されています。
詳しい歴史はさっぱりですが、まあ豪華すぎる家具をみて王族らしいぜいたくな暮らしをしていたんだなと思いました。
メデューズ号の筏
フランスの画家ジェリコーが描いた作品。実際にあった海難事件をモチーフにしている。
これ風刺画でも何でもないんだけど、日本のノルマントン号事件にすこし重ねた。描かれている人間が恐ろしくリアルでまじまじと見ると若干引いてしまう
民衆を導く自由の女神
ドラクロワによって描かれた絵画。フランスの7月革命を主題にしている。7月革命とはブルボン朝が再度倒された革命です。
フランスの政治からこの絵は作られていて、政治的にさまざまなものを含意している絵なんであろう。7月革命については詳しく知らないが、芸術において政治を表現しているのは考えさせられるなあ
ルーブル美術館に行く前に必ずやっておくこと
*ルーブル美術館で日本語の音声ガイド付きで鑑賞しますよって方は基本的に対象外です。そういう方で短時間でルーブル美術館を鑑賞したいという方は参考になるかもしれません。
どんな作品があるか調べる!
参考にするべきサイト
これ絶対見てください!超有能サイトです!
僕がこれをみてルーブル美術館にはどのような作品があるのかを知りました。地球の歩き方とかはばーーーと主要作品名が紹介されているだけで写真とかがありません。そのため実際に地球の歩き方を持って歩いてみて回っていても、どれがどの作品かわかりません。
このサイトを見るなどすれば、どのような主要作品があるかだけでなく、ドゥノン翼にその作品があるのか、それともシュリー翼にその作品があるのか一目瞭然です。
作品の解説を読む
これも大事です。これ知っておかないと、へえーーー有名なんだ!!って感情だけで眺めてとりあえず”見る”という事実を作ったから次の作品を見にいこうといったように絵画・彫刻の鑑賞が非常に薄っぺらいものになってしまいます。
本当はルーブル美術館の中で読むことができればいいのですが、日本人はフランス語読めないですよね。だから事前にこの作品はどのような時代に成立したのか、なぜこの作品は有名になったのかなど、その作品に隠されたストーリーなどを学習したほうがいいです。
事前に作品の知識を頭に入れてルーブル美術館で絵画や彫刻を鑑賞することは、事前に下調べしないでルーブル美術館を鑑賞することよりも数100倍ルーブル美術館を楽しむことができます。
まじで!!
見る主要作品を決めたあと、どのようにルーブル美術館を回るか考える
これは時間がない人ある人関係なく事前にやっておいたほうがいいと思います。もちろん日本語の音声ガイドを持っているか持っていないか関係なくです。
ルーブル美術館は半地階、1階、2階、3階と4階分で、ドゥノン翼、リシュリー翼、シェリー翼の3つのエリアで構成されています。めちゃめちゃ広いです。
時間があるからそんなもん事前に考えなくても当日にフィーリングでどうにかなるんじゃないなんて甘っちょろい考えですよ!効率の悪い回り方するとちょーー疲れます。
ということで鑑賞ルートの提案
ドゥノン翼→シュリー翼→リシェリー翼
まず2階のドゥノン翼に向かいます。1階と2階の間にサモトラケのニケがあります。それを最初に見たあとに、モナリザがある部屋のほうに...!イタリアやフランスの画家の作品があります。
2階ドゥノン翼を回った後はどんどん下に降りていきます!半地階まで。半地階まで行ったらシュリー翼のほうに移動してそのフロアを見たらどんどんあがっていきます。
3階まで行ったらリシュリー翼に移動してそのフロアを見終わったらどんどんさがっていきます。
3階→2階→1階→半地階
3階のリシュリー翼から3階のシュリー翼に移動して、そのあとは2階に移動して、2階のリシュリー翼、シュリー翼、ドゥノン翼をそれぞれみて、2階と同じ要領で1階や半地階の展示作品を鑑賞していきます。
この回り方の問題点としては、一番混むだろうと予想されるモナリザを見る時間が遅くなるということです。たとえば開館すぐに入場した場合、すぐモナリザがある2階のドゥノン翼の部屋に向かえばかなりすいている状態でモナリザを鑑賞することができます。
しかしこの鑑賞ルートだと、モナリザを見る時間はしばらくたってからであり、それが昼時であった場合はめちゃめちゃモナリザの部屋は混みます。
そんなの関係ないっていう場合は、このルートは移動距離が少ないですし効率も他の回り方よりもいいように思います。
時間があるなら、日本語音声ガイドつきで鑑賞するのがおすすめ
さきほどルーブル美術館に訪れる前に絶対すべきこととして、どのような作品があるか、その作品はどのような作品が調べるのがいいといいました!
でも日本語の音声ガイドがあれば
・主要な作品には音声がついているからどれが主要な作品かわかる
・主要な作品には日本語の解説がついている。
だから事前に調べなくても当日に日本語で苦労することなく、ルーブル美術館を楽しむことができるのです!
しかも音声ガイドが任天堂のDSなんだって!
ルーヴルを初めて見学する方、ガイド付きでの見学を希望される方は、《ルーヴルの傑作コース》をお選びください。ミロのヴィーナスからモナ・リザまで、ルーヴルで最も有名な傑作の数々をもれなくご案内いたします。
ルーヴル必見の作品はインタラクティブ・マップ上でお選びいただくこともできますので、傑作を見逃す心配もありません。
自由に散策したい方には、ガイドに収録された700以上の作品と展示室の解説をご自分のタイミングでお聞きいただくことができます。
ルーヴル美術館のオーディオガイド Audioguide Louvre - Nintendo 3DS ™ XL | ルーヴル美術館 | パリ
時代の進歩ってすごいよね。音声ガイドっていうとトランシーバーみたいなのを首に引っ提げて番号1を押して...といった旧式の音声ガイドしかイメージできません。
これはすべての作品に対して解説がついているそうですね。ルーブル美術館を1日回りたい!2日間回りたいといったようにじっくり見て回りたい人にとっては音声ガイドはもってこいの必須アイテムだと思います。