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Golden Apple

都内の国立大学3年。現在タイの大学に1年間の留学中。ヨーロッパ旅行・東南アジア旅行・海外留学の記事多めかも。

ベトナム旅行から感じたこと・考えたこと【文化・言語・インフラ・教育・食生活】

海外旅行記 海外旅行記-ベトナム

〇読まれたい記事

初訪問者へ!「Golden Apple」で読んで欲しい10記事を紹介する!

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こんにちはかじです。

9月中旬ベトナム南部への6日間ほどの旅行から文化(外国の影響)、言語、教育、インフラ(交通)、食、観光地としての価値などについて考えていきたいと思う。

 

 

目次

 

 

 

文化

 ベトナムの文化は地域にもよるが主に中国、フランス、日本の影響(ホイアン)の影響を受けていると感じている。

 

中国の影響

 ベトナムはかなり昔1000年以上中国の支配を受けてきた。そのため至る所に中国の文化を感じるものがある。

 

その代表例がフエである。ダナンから約100km北に位置するこの都市は1687年から第2次世界大戦の時期まで都であった。日本でいうと京都と奈良のような存在であろう。

 

フエの見どころといえばもちろん王宮である。フエが世界遺産に登録された所以は間違いなくこの王宮群の影響が大きい。

写真を見て分かる通り中国風の建物である。日本でも中国の歴史を描いたドラマなどが放映されているがまさにそのドラマに出てくる王宮そのもの。(仲間由紀恵主演のエンペストなどを思い出した)

 

最初、ベトナムが中国に長年支配されてきたという事実を知らなかったので、ベトナムが中国の隣というだけでこのように建築にまで影響を及ぼしているのか疑問だったけど、あとで中国とベトナムの歴史について学び納得。

 

 

中国の影響を見受けられるのはフエだけでない。ホイアンにも中国から影響を受けたとされる建物(福建會舘、来遠橋など)が多い。

 

来遠橋は別名日本橋と呼ばれているが、これは日本が依然ホイアンに日本人町をつくっていた名残である。ホイアンは東南アジアにおける交通の要として機能しており、日本とも朱印船貿易などをおこなわれていたという。

 

ちなみにホイアンは特に12月~3月頃の欧米圏などが冬を迎えるころ非常に過ごしやすい気候になるほかアンバンビーチなど有名なビーチがあるためにバカンスに来る欧米人が多い。そのためホイアンの中心街は欧米人向けのレストランがたくさんあったり、至る所に欧米人がいたり東南アジアにいる気がしなくなったりする。

 

参考記事

kjapple.hatenablog.com

 

 

フランスの影響

ベトナムは以前戦時中などフランスの植民地として統治されていた。第一次インドシナ戦争にてフランス軍はベトナムから撤退したが依然としてフランスの影響が残っているという。僕はダナン周辺しかいったことなくハノイやホーチミンなどより発展している都市を訪れていないので正直はっきりそうといえることができない。ダナンよりもハノイやホーチミンのほうがフランスの影響が色濃く残っている印象は抱いている。

 

一番僕にとってフランスの影響を感じるのは食文化である。ベトナムにはバインミーと呼ばれるフランスパンの中に野菜やベトナムソーセージなどを詰め込んだ食べ物である。いってしまえば具の入ったフランスパンということだが、ホイアンで初めて食べたとき本当においしかった。値段も日本円にすると100円ほどですごく安く腹に溜まりやすいので空腹時に重宝する。

実はこのバインミーはラオスにもある。名前はカオ・チーと別だがどちらもフランスパンを使ったサンドイッチという点では一致している。ラオスもベトナム、あとカンボジアはインドシナ地域としてフランスに統治されていたので食文化にも同様な影響を及ぼしたんだといえる。

 

以前書いた記事。

kjapple.hatenablog.com

 

 

 

言語

言語はベトナム語である。

それ以外はないので旅行前に〇〇駅に行きたいくらいの表現は覚えた。

 

英語は恐ろしいくらいに通じない。おそらくそれはベトナム自体が昔から観光客が多く訪れる国でなかったことによるものが大きいのかもしれない。最近日本のテレビ番組でベトナムに旅行する女子が急上昇!のようなことを目にしたし、だんだんと注目されているかもしれない。

 

ベトナム料理は(タイ料理よりも)美味しいしベトナムの物価が安いから間違いなく女子旅には向いている方の国だと思う。

 

 

 

交通

ベトナムの鉄道はハノイからホーチミンまで南北につなぐ統一鉄道がメインで、ハノイ、ホーチミン、ダナンなどベトナムの主要都市内での都市鉄道は依然として未発達。

 

他の東南アジアと比較すると、鉄道自体がないラオスよりは鉄道網は発達しているが、都市鉄道がある程度発達しているバンコクを首都に持つタイよりは発達が遅いといえる。

 

なぜベトナムの鉄道網は長距離路線のみなのだろうか?そしてその影響は何か?

 

まずベトナムにハノイホーチミン間の長距離路線が作られたのはベトナムの地理的理由によるものが大きいだろう。南北に1729kmあるベトナムの地形を考慮すると長距離路線の需要は他の近隣諸国に比べて高かったといえる。都市鉄道が未発達なのはコスト面が主な理由だろう。またバスやタクシー、トゥクトゥクなどの他の交通機関が発達しているからというのも考えられる。しかしこれに関しては、都市鉄道が未発達だから他の交通機関が発達したとする考え方もできるので真実はわからない。

 

現在ベトナムでは都市鉄道の整備の計画を進めているという。個人的にベトナム中部を観光して、ダナンからホイアンを経由してミーソンまでいく鉄道があればいいなとひそかに思った。

都市鉄道が未発達の現在、人々はどのように移動しているのだろうか?ダナンとホイアンから考える。ベトナム人にとってはバイク、観光客にとってはバスやタクシー・バイクタクシーの利用が一般的である。バスはダナンとホイアンを結ぶバスでありダナン市内、ホイアン市内を観光するためのものでないため移動手段として含むのは適切ではないのかもしれない。

 

正直に言って一人で旅行する場合には現在のベトナムの交通機関は使いづらいと非常に感じた。タクシーは東南アジアであることとベトナムの物価からか比較的安い値段で乗車できるものの、タイ在住の者にとってはベトナムのタクシーの料金は若干高く感じてしまい一人で乗車するのをためらうだろう。

 

タイのバンコクですらタクシーに一人で乗るのは基本的に避ける傾向にある。バイクタクシーも同様である。しかもバイクタクシーは値段をぼったくることもあると聞くので言語が通用しない異国の地では使用を避けたいという気持ちになる。一人で旅行する者にとってはバスと鉄道は最適な交通機関だがその2つが未発達なのは少し残念である。

 

タイとベトナムは交通面に関して似たような認識を持たれることが多いように感じる。タイもベトナムも渋滞がひどいというイメージだ。沢山のバイクが走行しており人々はその無秩序ともいえる交通状況の中で何とか暮らす必要があるのではないかと。

 

ベトナムは前回2週間滞在してタイも現在住んでいるためこの2か国間比較は容易い。タイとベトナムはどちらも交通が特徴的な国であることは間違いない。ただ相違点を言及すると、ベトナムはバイクが非常に多いだけでなく無秩序に走行するので歩行者が交通事故に巻き込まれる可能性が高いが一方で交通渋滞は少ない。タイはバイクよりも自動車が多いため事故に巻き込まれる可能性は低いがその分交通渋滞は深刻化している。

以前ベトナムにて海外インターンした際に、ベトナムの交通事故に巻き込まれないように、道路を渡る時は小走りにわたるのではなく堂々と歩いて渡ることを教わったがこれは本当にベトナムでは効果的。最初は怖いけどもう慣れた。でもいくらこのように工夫をしていても

 

あとはバイクが多い交通状況ということがあり治安面で歩行中や自転車走行中のひったくりも多くて、僕の友達にも自転車に乗っているときにスマホを対向車線からくるバイクに盗まれた人がいる。こういうことがあるのでいつもベトナムの道路を歩くときには自動車が走る方向と同じ歩行道路は使わないようにしている。ながらスマホをしていたら後ろからバイクでひったくりをされる可能性があるので。

 

ベトナムの交通事情はこの記事にも触れた。

kjapple.hatenablog.com

 

 

教育

 今回は英語教育に焦点を当てて。

 

さきいったようにベトナム語が公用語であり英語を話すことができる人が他の国(ヨーロッパ)と比較して少ないように感じる。その言語環境はタイと非常に近しいものがある。

ベトナムの友達に聞いたところ英語教育は日本と同様に中学校から始めるらしい。大学も日本の早稲田大学国際教養学部などのように英語だけで授業が開講される大学は少数で基本的にはベトナム語でやるらしい。

 

でもベトナム語は英語に似ているので理解しやすいとも言っていた。確かにベトナム語は気持ち悪いタイ文字を有する国であるタイと違ってアルファベットで表記する。そう考えると言語(アルファベットを使う点など)が似ているが英語教育は後進国であるスペインと言語において似ているのかもしれない。

 

ちなみに小学校の時に英語の塾に通う人は一定数いる。ホイアンしか知らないのでベトナム全体の傾向としていえるのかわからないが。英語後進国あるあるでしょう。日本人も小さいころからECCとかノバに行く子供いたしね。

7か月前の2週間の海外インターンでは語学学校を担当していたからベトナムの教育事情は他の分野よりも知っているしもっと細部まで考えたいので別の機会に記事にしたい。

 

 

その他

 この部分は羅列しておく。

文章にするほど特筆すべきでなかったものもあるし、うまく分類できなかったのというものをある。

 

  • ホイアンから屋台が減っている気がする
  • ホイアンで高級なホテルが増えた
  • ベトナム人のバイタクドライバーなどは観光客が歩いていると積極的に声をかける(タイではあまり声はかけられない)
  • 日本に出稼ぎ等で行く予定(もしくはいま日本からベトナムに帰省)している人に3人あった
  • ヨーロッパ人の観光客はフエを中心に多い印象(スペイン人と仲良くなった)
  • ホイアンは日本人観光客が多い

 

 

まとめ

 ベトナム全体の評価としては高い。

いま現在タイに在住している中でベトナム(中部のみ)、シンガポール、ラオスに行ったが間違いなくベトナムは自分にとって一番おすすめしたい国である。

 

観光面におけるその理由を2点あげると、ドンホイのフォンニャ洞窟・天国の洞窟に代表されるようなベトナムの雄大な自然とホイアンのランターンやダナンのドラゴン橋に代表されるような夜景の美しさである。

もちろん日本からベトナムにいくなら文化の融合(地域によるがフランスと中国と日本の影響がある)に驚くと思うし、インフラ面で日本との違いを一番実感するだろう。

 

以前まではいわゆる「東南アジア」というイメージはタイのバンコクが担ってきたと思うけど、最近はバンコクは中心地は特に大型ショッピングモールがつくられていて、バンコクの中心地に関して言えばもはや「東南アジア」といえない。

 

逆に今その人々がもっている「東南アジア」というイメージはベトナムの環境に一致している気がする。東南アジアで今一番急成長しており今後多方面で変化が起こるは確実で、その変化が起こる前にベトナムを見るのはきっとおすすめ。