タイからラオスを国際鉄道で国境越え!バンコク~ノーンカーイ~タナレン~ビエンチャン
こんにちはかじです。
先日ラオスに旅行に行ってきました。
今回タイラオス間の国境を鉄道で越えたのでそのことについて書きます。
タイ(バンコク)からラオスへの移動
以下の3つが一般的です。
- 飛行機で向かう
- 夜行バスで向かう
- 寝台列車で向かう
値段を考慮すると夜行バスか寝台列車の旅になり、かつ今まで寝台列車に乗ったことがなく乗りたかったという思いもあり今回は3番目の移動手段を使うことになりました。
寝台列車のチケットはバンコクのフアランポーン駅で購入することができますが、ノーンカーイ~バンコクは人気の路線らしく予約が望ましいと書いてあったため数日前にカオサン通り周辺の旅行代理店(pooma travel)で購入しました。
時間は18:35発~4:15着のエクスプレス、20:45発~8:35着の急行、20:00発~6:45着のエクスプレスがあり、僕は20時発の寝台列車に乗りました。
料金は旅行代理店などを通さなかった場合は、一等1200バーツほど、2等エアコン700~800バーツほどとなります。今回は旅行代理店を通して、800バーツほどでした!(笑)
バンコクからノーンカーイへ寝台列車に乗る!
7:30にフアランポーン駅に到着!
夜8時までは駅で待ちます。アユタヤを訪れた際にこの駅を利用したので今回は2回目!タイの主要駅にしては…といつも思ってしまいますが…
ノーンカーイいきに乗ります。
寝台列車の中です!
はじめてですね! やってみたかったのでうれしいです。
思っていた以上に寝台列車では睡眠できそうです。おかげさまですっきり目覚めることができました。
朝7時ほどにノーンカーイ駅に到着しました!
ノーンカーイからビエンチャンへの移動
以下の3つの移動手段が考えらます。
ノーンカーイの国際バスターミナルまで向かい、ビエンチャンまでの国際バスに乗る。
ノーンカーイ駅からノーンカーイのこのバスターミナルまでは距離がありトゥクトゥクの移動となります。またビエンチャンまでの国際バスは1日6本ほどで朝は7:30ぐらいが始発でそれを逃すと9時半とかになります。
タイの出国とラオスの入国もバスが勝手にイミグレーションに停車してくれるので楽ですが、すこしバスターミナルに向かうのがめんどくさいです。
ノーンカーイからラオス国境まで専用のバスで向かい、ラオスでローカルなバスに乗りかえビエンチャンに向かう。
乗り継ぎをしなければいけない上にイミグレーションにも各自で行かなきゃいけないためこれは上級者向けって感じがします。しかも詳しいブログ記事が載っていない。
でも値段は一番抑えらえるしこの移動手段は「旅」って感じが見てすこしわくわくする。ということで最初この方法でタイラオス間の国境を越えようと考えていました。
ノーンカーイ駅からタナレン駅まで国際鉄道で向かう
もちろんこの鉄道でも国境越えも知っていましたが当初調べていた時刻表では7時にノーンカーイ駅に到着してからずいぶん待たなきゃいけないらしく諦めていました。
でもなぜか時刻表が変わっていて(笑)2016年~2017年の地球の歩き方によるとノーンカーイ発タナレン着の鉄道は9時発と14:45発でした。(所要時間は15分)でも今回ノーンカーイ駅でタナレン行きの鉄道の時刻表を確認すると、7時半発に!
2009年に開通したこの国際鉄道。これは貴重な経験になると思ったためこの移動手段にしました。
ノーンカーイでタイ出国スタンプを押してもらう
ノーンカーイ駅ではタイの出国スタンプを押せます。
イミグレーションを探す手間がかからず大変便利ですね。きっとバスでの国境越えの方もここで出国スタンプを押せるのではないでしょうか
ノーンカーイとタナレンを結ぶこの国際鉄道はたったの2両です。タイで以前使われていた中古の車両を用いているそう。
乗車。すぐラオスタイ間の国境でもあるメコン川と友好橋が見えてきます。国境線がメコン川というのはすごく双方の国にとってわかりやすいですね。
ちなみにこの鉄道は路面電車であり、ここの友好橋はさきほどいったようなバスも走ります。国際鉄道が一日2本しか運航できないのはバスとの兼ね合いが影響しているのかもしれません。
タナレン駅でラオス入国スタンプをもらう
しばらくしてラオス・タナレン駅に到着。
降りた先にイミグレーションがあったのでそこで入国スタンプを頂きます。Arrival visaの申請もできるようです。ラオスは日本国民で15日以下の滞在であればビザはいらないので基本的に利用することはなさそう。
タナレン駅は何もありません(笑)
タナレン駅からビエンチャンにミニバンで移動
ビエンチャンまで行く方法は2つと考えられます。
タクシー(ミニバン)を使う
実はノーンカーイ駅でタナレン駅までのチケットを買う際にタナレン駅~ビエンチャンまでミニバンで行くというオプションをつけることも可能でした。値段があわせて300バーツほどしたので諦めましたが。
もちろんノーンカーイ駅でミニバンのチケットを買う必要があるわけではないです。タナレン駅にいるおっさんにビエンチャンまで行きたいといえば連れてってくれます。僕は1人200バーツ払いました。45分くらいでビエンチャン市内に到着しました。
バスに乗る
最初これは値段も安いし最高かよって思ったんですが、バスターミナルはタナレン駅から2km離れたところにあるそう。つまりラオス国境付近ということ。
諦めました。タナレン駅にはなぜこんなにも何もないのか?僕が推測するに、このノーンカーイ~タナレン間の国際鉄道は将来的にビエンチャンまで結ぶと思われます。
きっとビエンチャン駅が完成した暁にはこのタナレン駅の価値は薄れるでしょうに。
まとめ
飛行機などで1時間半でいくのは面白みがありません。
東南アジアで寝台列車が使える区間はかなり限られてくると思います。これは生かすしかない!
つぎにノーンカーイからビエンチャンに行く方法ですが、一番いいのは2番目に紹介したローカルバスを乗り継ぐ方法だと思っています。最終的にはタナレン駅まで国際鉄道で移動しましたが。
タクシーやトゥクトゥクを利用しないから値段は抑えらるし、ノーンカーイやタナレンの街を散策がてらイミグレーションに寄ったりバスターミナルを探したりできると考えるからです。バス?治安の面で怖いわとかは全くないし、せっかくなので、タイ北部やラオスのローカルな魅力を味わうのがいいでしょう。