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僕にとって「英語」にまつわるエピソードが大学生活の挫折経験のすべてである

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こんにちは、かじです。

誰もが人生の中で挫折経験をしたことがあるでしょう。

僕も今まで20年間くらい生きてきた中で挫折経験あります。

 

ときどき周りの友達(大学以外)から「勉強に関して挫折経験ないでしょ?」って聞かれることあります。

 

表面的に見れば中学校を卒業してから県内の進学校に通い、その後の大学受験でも満足の結果で世間的に見て高学歴といわれる国立の大学に通うことができているのでそう思われるのかもしれません。特に小さいころから僕を知っている人にとっては。

 

そして勉強に関して挫折経験があるかということに関して答えるとすれば、大学生になるまでは“勉強系に関しては”一切ない、大学生になってからはいくつかあるといえます

 

 

僕の場合、歳を重ねるほど周りのレベルが上がっていく環境で過ごしてしまっているので、大学では相対的に自分が劣る機会が多く劣等感や挫折経験を味わいやすいと思うので、別に仕方ないですけどね。

 

大学入ってからの挫折経験(受験をちょっと含む)に関係するのは全部「英語」です。

今回はもうつらつら書きます。

 

  

高校の時からリスニングが大の苦手

 日本の英語教育によって生まれた典型的な学生でした。リーディングやライティングはできるけど、リスニングやスピーキングができないっていう。スピーキングに関しては自分の考えたことを話すを言う機会を全く学生生活の中で与えられてこなかったのでもはや「できる」「できない」を現実的に意識することすらありませんでしたね。

 

リスニングは本当に中学の頃からできませんでした。

筆記の部分で満点近い点数を取って、リスニングでがっつり落とすのが普段のテスト…

この頃からすでにリスニングに対する苦手意識が生まれたのでしょう。

 

僕自身もリスニングって配点少ないから別にそんな重点的にやる必要ないじゃん!と後回しにして結局対策を怠りました。

 

中高の6年間でリスニングに関して何もしてこなかったのが、ついに大学受験の時に足を引っ張ります。うーん、正確に言うと足を引っ張るほど配点が高かったわけではないですが、他の教科と比べ圧倒的に悪い点をとりつづけます。

 

 

センター試験のリスニングは30点(笑)

 良くこの大学に入学できたなって思います。

この大学に入学してくる人たち大体40点は越えてくるでしょうよ。

 

センター試験のこの結果は、完全にリスニングに対する苦手意識を完全に植え付けました。センター試験リスニング対策の段階で芳しくはなかったのでまえまえから分かっていたことではあるんですが…

 

リスニング45点以上を常時取る人たちに嫉妬しました。勉強法がいけなかったのかな?どうすればリスニングって上達するのかな?いやもどうすることもできないんじゃね?

 

もはや諦めモード。だいたいの教科は勉強すれば得点が上がって成果が出たけど、リスニングは皆無なので、もうやるせなさだけ残りました。

 

 

入試終わり次第とりあえず勉強は一時的にお預け

春休みはのらりくらりと過ごします。

 

 

大学入学直後の英語の試験で絶望する

 晴れて大学生。おっとその前になぜか英語の試験を4月最初の日に受けなきゃいけない…

どうやら大学のクラス分けに使うらしい。

 

特に何のこだわりもなかったので勉強せず英語の試験に臨んだら、絶望しました。

リスニング全く何言っているかわかりませんでした。センター試験リスニングは何言っているのかわからないとき適当に聞こえた単語から想像するという付け焼刃みたいな方法でどうにかしていましたが、この英語の試験(TOEFL iTt)は推測すらもさせてくれませんでした。

 

はっきり言って、わからなくて悔しいとかいうレベルではなく、それを越えてもはや一生理解するのは無理やこれみたいなこと考えたのを記憶しています。苦笑いしかできないやつですね~

 

大学入学前にこんなに絶望させる試験受けさせるのはふざけている!正直今もそう思っています。今の僕は結果的に英語からは逃げないという選択肢を選びましたが、あれで英語はもう関わらないという考えになる人も絶対いるでしょう。僕は大学生活の人生の転び方次第では限りなくそちら側の考えになりかもしれなかった人間でした。

 

 

英語から縁を断つ流れですが、なぜかこのあと一年夏に完全抽選に受かりオーストラリアに一か月の短期留学することになります。高校では野球しかやってこなかった分長期休みに「海外行きたい」願望が強くその気持ちだけで応募しました。

 

当然リスニング苦手マンはここでも苦労することにあります。

ある意味最大の挫折経験?があったわけですね。今でも印象深くこの後の大学生活に大きな影響を与えた出来事がありました。

 

 

短期留学:クラス替えを要求したとき権限を持つボスに馬鹿にされた

 最初の面接でもwhen is your birthday? など簡単な質問(オーストラリアではdayの発音がダイになりますw)にかかわらず何度に聞き返してしまいふがいなかった僕。

 

クラスの平均が4である中で3になります。自分と同じ大学の人が4以上である中このクラスにいたことがすごく劣等感でした。自分の英語力に相応だと思うつつこの劣等感を沈めていました。

 

3のクラスはすごく楽しかったです。先生も他の学生も優しかったし。ただもっと自分はやれるっていう変な思いがあったりしてもどかしい思いをしていたのも事実でした。

 

1週間とちょっと経った後、3のクラスの先生に「今自分にとってはこの環境は内容が易しい分居心地が良すぎる。レベル4のクラスに挑戦させてくれ」といい、その後その施設のボスに直談判することとなりました。

 

結果的に、ボスに直談判したところ、「お前には実力がないから無理」だとボロクソいわれました。正確に言うとぼろくそ言われたんだと思います。早口で言われて英語としては聞き取れず雰囲気で感じ取るのが限界でした。

 

このときは本当に悔しかったです

別に人格否定はされていないけど、実力を完全に否定されて、しかも僕自身もその低い実力を認めざるを得ないから歯向かうこともできず…

無力感をかんじました。

 

大学生活で一番悔しかったことは何ですかといわれれば間違いなくこれを挙げます。その日の夜、ホストファミリーの家戻ってから部屋に閉じこもり泣いていた気がするなあ~(笑)

 

 

お前には実力がないっていわれたら傷つくし、こっちも根拠のないプライドがあるからすごく言われたことにむかつきます。

 

死ねあのくそじじい。いつか見返してやる!!!

何度に思いました。

 

 

このときにボスに馬鹿にされたときに感じた「いつか見返してやる」。この感情がはっきり言って大学生活の方向性を狂わせた気がします。英語から逃げる機会を完全に失いました。いつか英語できるようになってまたあいつの顔を拝んでやる。これが僕の英語学習のモチベーションの源泉です。

 

短期留学を経て長期留学をしたいと思うようになったというよりも、長期留学しなければいけないってなりました。一刻も早く英語を不自由なく使えるようにならないと、この悔しさが一生消化されずに残っていて気持ち悪いですから。

 

 

結局このときボスにクラス替えを拒否されましたが、後日なぜかにこやかな顔で教室に表れ君は今日からクラス変更だよっていわれて連れてかれました。おそらく3のクラスの先生の尽力のおかげであり、今でもその先生のことは忘れられません。僕としては思いがかなったわけだから本来嬉しいんですけど、「自分の実力でクラス替えの要求が通ったわけではない」という引け目があり心から喜べませんでした。

 

 

まとめ

 短期留学から帰って英語から逃げないと決めたあとでも、いろいろ逃げたい瞬間がありました。

 

TOEFLibtめっちゃ勉強したのに勉強に見合う結果が出なかった時…

英語で開講される授業で、自分の実力を思い知ったとき…

ネイティブの会話が全然わからなかった時…

自分の言いたいことが全然言葉にできない時…

 

留学中の今でもナイーブになる瞬間たくさんあります。

いやむしろ留学中のほうが多いですね。

 

でも僕はあのくそじじいをいつか見返すという使命があります。それまでは英語からには逃げられない。英語にコンプレックスを持つ経験の中でも一番印象強いあの経験はめっちゃ悔しかった分、今を生きる原動力になっています。

 

そう考えると、あのくそじじいにも感謝しなくてはいけないです!

またオーストラリアに戻って平日勉強していた建物の5Fに訪れて自分の成長を見せつけないとね!