Golden Apple

海外ブログ!世界一周・海外旅行(ヨーロッパ/東南アジア)・海外留学

将来のキャリアデザイン×『ワークシフト』 働き方の未来を考える!

〇読まれたい記事

初訪問者へ!「Golden Apple」で読んで欲しい10記事を紹介する!

スポンサーリンク

 読書絶賛はまり中!かじです。

 

『ワークシフト』を読んで将来について、キャリアについていろいろ考えてみました。

 

目次

 

 

『ワークシフト』という本を知ったきっかけ

 12月下旬。あれはきっとクリスマスイブの2日後のお昼時だったと思います。横浜西口、ビブレのルノワールという喫茶店にいました。

 

海外ビジネス武者修行プログラムと呼ばれるビジネス実践型の海外インターンの説明会を受けていたときでしたね。説明の際にパワーポイントを使用していたのですが、その一部のスライドに、「将来どうなるか」を示すために『ワークシフト』から抜粋した内容がのっているスライドがあったんです。

 

「将来の世界がどうなるか」というのに非常に興味があった僕はその説明会で紹介されていた『ワークシフト』ぜったい読もう!ってなったわけです。それから年明けAmazonでポチりました笑

 

 

 

あなたの将来のキャリアに関してなにを意識すればいいか?たった3つのメッセージ!

  本書ではまず5人ほどの2025年の未来がかなり具体的に描かれます。朝9時、イギリスに住むテッドはテレビ電話会議のためインドのマイクと日本の佐藤とコンタクトをとっていた...てきに。

 

未来を形づくる要因は5つあります。

  • テクノロジーの進化
  • グルーバル化の進展
  • 人口構成の変化と長寿化
  • 社会の変化
  • エネルギー・環境問題の深刻化

 

この5つの要因からさらにどのような未来が待っているか鮮明に描き出されるのです。

 

そして最終章のほうでは、きたる未来の向けて私たちはどのように働き方を「シフト」

すればいいのかを3つ提案しています。

その3つとは...?

 

〇 高度な専門技能を習得すること

〇 人脈などの広い人間関係をつくりだすこと

〇 消費よりも経験を重視する生き方をすること

 

 

 

『ワークシフト』が僕をどう変えたか?本書の問題提起について考えてみる

 『ワークシフト』はほんとうに良書でした。というのも題材が未来の働き方と将来の自分が直面する問題である点は大きかったですね。

それに加えて「キャリア」という点に漠然とした興味がもともとあるので、キャリアに関していろいろ考えさせられる面がありました。

 

ここでは、何歳まで働きたいか?どこで働きたいか?これから5年間どう過ごしたいか?についていろいろ考えてみました。

 

 

あなたは何歳ごろまで働きたいか?

 『ワークシフト』では、人口構成の要因としての長寿化の進行を将来起こりうることとして挙げ、70歳ほどまでは職業生活をするとしています。いまが60歳がファーストキャリアの終焉なのでこれは引き伸びる形ですね。

 

あなたは何歳まで働きたいか?もし70歳代まで生産的に仕事をつづけるとすれば、あなたはそれまでのキャリアをどのようにデザインしますか?という問い

 

僕があえて答えを出すなら、生涯現役で行きたいですね。ハンターハンターのネテロ会長のように死ぬまで活躍したいです。

 

ただここで大事なのは、何歳まで仕事をするかよりも「それまでの間どのように仕事をするか」というキャリアデザインです。

 

僕がもし70歳代まで社会で生産活動に携わるとするならば、本書で提案されている「カリヨン・ツリー型」のキャリアを築きたいと思っています。

 

「カリヨン・ツリー型」のキャリアって何って?

 

 

カリヨン・ツリー型のキャリアをたどる場合は、20歳代前半まで大学などで学び、その後、企業に就職し、専門技能を高めていく。そして数年後、たとえば30歳の時に一年間仕事を休んで、長期の旅行に出かけたり、ボランティア活動に携わったりする。

31歳で仕事に復帰すると、今度はいくつもの企業がかかわるプロジェクトに携わる。専門技能の幅を広げるのが目的だ

 

『ワークシフト』ではこのように紹介されています。仕事→他の生産活動→仕事→他の生産活動→仕事→他の生産活動→... といったか形のキャリアプランです。このキャリアだと仕事での生産性を今まで以上に高めることができるほか、より長期的なキャリアを築くことが可能になります。

 

今の私たちのキャリアというのは、「ダウンシフティング」と呼ばれる20~50歳にかけて働き手としての価値は高まるがその後はキャリアが下降線になる働き方でしたが、未来ではこれは主流ではなくなるといっています。

 

それに加えて本書の3つのメッセージの一つである「専門性を高めよ」。これを具現化するキャリアです。

 

せっかくなので、カリヨン・ツリー型のキャリアを具体的に構築してみたいと思います。他の生産活動で何をやるか全く考えていないですけど。

 

 とりあえず適当に考えたのでツッコミどころは満載のようw

結婚とか正直もっとはやくしたいですw

 

仕事以外の他の生産活動では、育児休暇、長期旅行、学校の先生、長期旅行としました。圧倒的に長期旅行が多い!そしてそれが専門技能を高めるに最も適した選択肢なのか?まあ好きだから2年休暇あったら旅行に費やしたいです。

 

大学の教授でも「サバティカル休暇」といって、普段は学生に向けて授業する必要がありますが、ある一定の期間だけ大学の講義を受け持たず研究に専念する目的にサバティカル休暇が与えられるのです。

 

カヨリン・ツリーのキャリアもそのサバティカル休暇と同じようなもの。キャリアでいえば仕事とプライベートに相互作用が生まれることを期待したシステムだったりするね。

 

 

あなたはどこで暮らしたいか?

 『ワークシフト』では今後知識労働のバーチャル化に伴って、人々は自身が暮らす土地をより主体的に選択できるようになるようです。今の場合だと、企業に勤めるサラリーマンは東京にあるオフィスに毎日通う必要があったりで、必然的に東京付近に住まざる得なくて、地方に住むことは不可能!

 

でも将来は、リモートワークがさらに進行することは確かだしそもそもとして働く=企業に勤めるといういまある概念自体が消えて、バーチャルの世界だけで世界の各国のビジネスマンとコンタクトをとり仕事をするかもしれません。

 

要は、もう東京にいようが沖縄にいようが仕事の内容に支障はないし、なんなら日本にいようがアメリカにいようがフランスにいようがどこでも仕事はできるんです!

 

で、どこにお前は住みたいのか?と

 

本書でも軽く詳細されているけど、僕が住みたいと思う場所ってどういうのか基準でも作りたいと思います。

  1. 友達を作りやすい場所
  2. 日常に新鮮さを与えてくれる場所
  3. 地域コミュニティがある場所
  4. 美味しい料理がある場所

 

詳しくは本を読めって感じですが、未来だとバーチャル化に伴ってフェイスtoフェイスのコミュニケーションが希薄化します。これは明白。

 

だから僕たちは人と人の繋がりを今よりも積極的に作る必要があるのです。その時に重要なのが、「どこに住むか」 住む土地と人間関係って意外と密接に関連しているのはわかりますよね?

 

だから僕がどこに住むかで一番大事にしたい視点は「そこは友達ができるか」。3のコミュニティがあるというのもほど同義ですかな。

 

オーストリア留学したときにホストファザーがシニアのオーストラリアンクラブチームはいっていて同年代の人たちと和気あいあいとしていたの思い出しました...あれすごーーく憧れです!

 

バーチャルの世界で僕らは「ビックアイデア・クラウド」と呼ばれる繋がりを作ることができ、あとポッセと呼ばれる比較的自分と合う人たちのコミュニティーもあるけど、一番大事なのは「自己再生のコミュニティ」です。いままで家族や地域社会が担ってきた役割を同じ役割を持っているのでは?

 

「自己再生のコミュニティ」という現実でしかなり得ない空間をいかに充実させるかが未来の僕らのタスクで、それを得るためにはどこに住むかって重要で、僕は4つの基準を自分の住む環境に求めたいと思います。

 

単純に刺激を与えてくれる場所という魅力だけなら、日本よりも海外に住みたい!20年も住んでいる日本好きだけど他の国に住むのも楽しそう!いつも色んな人に言っているのは、スイスに住んでアルプスの少女ハイジになりたいってことかな?豊かな自然でのんびり暮らしてみたいものです。

 

 

 あなたは未来に押しつぶされないキャリアを築くために、この先5年間になにをするべきか?

 本書が将来必要なこととして再三繰り返して述べているのが

  • 専門技能・知識を身に付けること
  • 人脈や友人関係などの3種類の良い人間関係を構築すること
  • 消費ではなく何かを創りだすことを目指し、質の高い経験をすること

 

これをすれば未来に押しつぶされることなく自分本位の生活を営むことができると...!ということでこの先5年間をこのことを意識してどう過ごすか考えてみましたね。

 

 

思いのほか、『ワークシフト』が提案する3つのメッセージがこの5年間の計画には見えないですねw

学生だからなんでしょう

 

学生のうちは、留学、長期インターン、就活、長期旅行をしたいです。将来のためとかでなくただやりたいだけです!

 

長期インターンって本書の「専門技能を高める」ためのステップかなって思います。学生のうちから実際の仕事について学べるのは大きいと思いますし、留学から帰ってきた時は圧倒的に金欠なので絶対します。

 

長期の旅行も本書の3つ目のメッセージ「質の高い経験をする」に当てはまるのではないでしょうか?自分が今まで知らない世界に触れるということに対し楽しいと思うから海外旅行行きがちなんですけど、これ絶対経験としては素晴らしいはず!

絶対やる!!

 

で、その後企業に就職するわけですけど、僕は最初は自分の能力をより高められる企業に行きたいのです。さきほどの図にも示したように、最初はバリバリ働くつもりでワークライフバランスを意識しないでいきます。まずは自分の市場価値を高めまくります

 

大企業とかベンチャー企業とか外資系企業とかどこに就職したいかについては具体的に決まっていません。それぞれよさがあるので難しいですね。ただ新卒フリーランスのように新卒から企業で働かないという選択肢はする気がないです。

 

入社した企業で、『ワークシフト』が言っている専門技能を高めることができたらいいですね。成長している自分が好きなのでたぶんそういう生き方は合うでしょう!

 

 

『ワークシフト』は将来のキャリアを考えたい人におすすめ

ほんといい本でしたね~

 

将来僕って/私ってどう働いているんだろう?そんな疑問をもったらぜひとも読んで欲しいですね。将来の働き方を具体的な何人かのストーリーで語るというのがほかの本にはなくてこの本にある最大の魅力かなと!